医療法人が事業承継に成功するコツとは

医療法人が事業承継に成功するコツとは

2015年01月21日(水)1:00 PM

本日の質問

医療法人を30年運営してきましたが、このたび 息子に医院を承継することになりました。事業承継を成功させるコツはありますか。

 

本日の回答/税理士 吉田正一

 

事業承継成功のコツは 失敗の共通点を知ることです。


・成功に共通点はありませんが、失敗には共通点が多いです
・失敗の共通点を知ることにより、成功に近づけることができます 


事業承継失敗の共通点


・院長を交代しても 前院長が運営に口を出す
・院長を交代しても 前院長の右腕(奥様、事務長など)が口を出す
・院長交代直後に 分院拡大など拡大路線を取る
・事業承継(院長交代、院長引退)が遅すぎる


事業承継の親(前院長)と子(新院長)のギャップを知ることが大切です。


1)親の口出し


親としては 子に失敗してほしくないから口を出すのに対して、
子としては 失敗も経営者のカンを養うには必要であり、親の口出しは不要と考えています。

親としては 子に今までの経営実務を手とり足取り教えたいのに対して、
子としては 経営判断の基準(考え方)を教えてもらい、自分で経営判断したいと考えています。


2)子の本音


親として 事業承継に際して 決めてもらいたいのは以下の点です。
・前院長の右腕(奥様、事務長など)の処遇  → 前院長の引退とともに前院長の右腕も引退すべきです。
・相続問題
 
 

親(前院長)が 子(新院長)に伝えること
・今まで 前院長が 何をして失敗したか、どうカバーしたか
・人を見る目のポイント
・院長に必要なものは何か
・お金の流れ
・まわりの人の意見を聞くことの重要性
・リスクテイクの重要性



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