老後資金の作り方

老後資金の作り方

2015年01月29日(木)11:42 AM

本日の質問

私は47歳の内科医です。引退を70歳と考えて、老後の貯蓄を始めたいと思っています。

老後資金を貯める保険を教えてください。

本日の回答/ 生命保険協会認定FP 友部 守

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によれば、ゆとりある老後生活費は月に約35万円となっています。


80歳までお元気だった場合、
35万円*12か月*10年=4,200万円となります。


ただし、老後の必要な生活費は人それぞれですね。先日、相談を受けたドクターは夫婦で月70万円でした。


そうすると、80歳までお元気なら、
70万円*12か月*10年=8,400万円です。


老後資金の考え方のポイントは、老後を2つに分ける事です。

◆老後第1期:夫婦で過ごす老後の時間
◆老後第2期:奥様ひとりの老後の時間

この2つの時間を考えてプランニングします。

 

◆老後第1期:夫婦で過ごす老後の時間
  ⇒個人年金保険で確実に2人の老後資金を作る


◆老後第2期:奥様ひとりの老後の時間
  ⇒ドクターであるご主人が亡くなった時に、確実に奥様が受け取れる「終身保険」が最適です。

本日のポイント

◆老後第1期のプラン

・引退する70歳で支払いが終了する「個人年金保険」を活用する

 契約者:院長
 保険料約25万円(月払い)
 支払合計:約7,120万円
 院長の受取累計額:8、000万円(112%)


 このプランで70歳から夫婦で毎月50万円(10年で6,000万円)の生活費と余裕資金2,000万円を実現します。

 

◆老後第2期のプラン:奥様がおひとりで過ごす時間

・引退する70歳で支払いが終了する「終身保険」を活用する

 契約者:院長
 保険料約23万円(月払い)
 支払合計:約6,348万円
 院長の受取累計額:8、000万円(126%)
 
 ⇒院長死亡時に必ず、奥様が受取る事ができる


☆この保険は、奥様の老後資金の不安を解消できます。



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