勤務医時代の生命保険

勤務医時代の生命保険

2015年02月04日(水)2:41 PM

本日の質問

この夏に開業を予定しています。

勤務医時代の保障(保険金額)では足りないのでしょうか?

本日の回答/生命保険協会認定FP 相続診断士 友部守

 


開業医になるということは個人事業主となることですので、個人で加入すべき生命保険は全く異なります。


異なるというのは金額が大きくなるということです。


勤務医時代は社会保険でしたが、厚生年金や共済年金は国民年金となり、組合健康保険や共済保険は医師国保に変わります。


このことが意味するのは、今まであった勤務先の保障が無くなり、個人で対応すべきリスク量が増えたことです。


まず、年金には遺族年金や介護年金、老齢年金と3つの制度が含まれます。


国民年金加入者となったことで老後の年金は大きく目減りすることは想像つきますが、意外と遺族年金や介護年金保障が目減りしていることには気がつかないことが多いようです。


勿論ですがこれまでの生命保険では家族を守れない状態が発生しており、見直しが必要となります。


ましてや開業資金借入れ時に保険証券を金融機関に担保提供している場合は家族への保障がゼロになっているかも知れませんので、まずは現在の状態把握が急務です。



«   |   »

過去の記事

メルマガ購読・解除
医療経営ノウハウ集
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
Return to Top ▲Return to Top ▲